バイオケミカルTips:RCSB PDBはじめの一歩

2020年9月25日金曜日

【バイオケミカルTips】

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「RCSB PDB」とは、生体高分子の立体構造の巨大データベースです。

RCSB PDB (Research Collaboratory for Structural Bioinformatics Protein Data Bank)には、結晶構造化解析研究に基づくタンパク質や核酸の立体構造データが世界中から集められ、日々蓄積されています。これらのデータは、インターネットを経由して、誰でも無料でアクセス・ダウンロードすることができます。

まずは、下記のURLから、RCSB PDBのトップページにアクセスしてみましょう。

https://www.rcsb.org/

下図のようなトップページ画面を見ることができたでしょうか?

トップページの画面構成を簡単に紹介します。上部及び左側にある各種タブからは、RCSB PDBの見方や使い方などを調べることができます。また、ページ中ほどには、RCSB PDBの最新情報がまとめられており、最近追加された生体高分子の立体構造データやRCSB PDBのアップデート内容、RCSB PDBに関する最新ニュースが紹介されています。

生体高分子の立体構造データの探索は、トップページ上部の「Enter search term(s)」から行えます。タンパク質や核酸の名前やキーワードを入力し始めると、探索候補ワードが出てきますので、適切なものを選択してください。

探索結果は下の画面のように表示されます。画面左側のチェックボックスから、探索された生体高分子を絞り込むことができます。

今後の「バイオケミカルTips」シリーズでは、RCSB PDBの特徴や利用に役立つ情報をお伝えしていきます!

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